絵本キャラクターが商品の魅力を後押し!
日頃さまざまな絵本キャラクターが企業の商品・サービスに起用されています。
その中でも特に、お菓子をはじめとする食品の事例を多く見受けます。
お菓子を楽しむ時間はとりわけ、絵本作品やキャラクターのもつ「楽しさ」「安心感」「物語性」といった要素との相性が良いのかもしれません。店頭での親子への訴求力も高まりそうですね。
商品の魅力を後押ししてくれるのは、どんな絵本作品なのでしょうか。
そこで今回は、2024年以降に発売された、絵本コラボの商品パッケージ事例をご紹介いたします!
①2024-2025年ベストセラー!『大ピンチずかん』×「ココナッツサブレ」(日清シスコ)

まずは日清シスコ社から2025年3月に発売された「ココナッツサブレ 大ピンチ ぎゅうにゅう味」。イラスト描き下ろし(!)の期間限定パッケージとなります。
コラボしたのは『大ピンチずかん』(作:鈴木 のりたけ/ 小学館)。
子どもが日常で遭遇する「大ピンチ」が、ユーモアたっぷりに描かれています。
2022年以来、現在3作目まで出ている本シリーズ。2023年に発行された『大ピンチずかん2』は、2024年の児童書年間ベストセラー第1位に輝きました(日販/トーハン調べ)。またシリーズ2作目までで、累計発行部数230万部を突破する人気ぶりです。
さらに2025年4月に発売された『大ピンチずかん3』は、2025年上半期ベストセラーの総合第1位に輝きました(日販調べ)!
「ココナッツサブレ」の誕生は1965年とのこと。世代を越えて食べ継がれてきたお菓子と、これから読み継がれていく絵本のコラボレーションとなりました。
②世界のロングセラー!『スイミー』『ウォーリーをさがせ!』×チロルチョコ

お次はおなじみ「チロルチョコ」。これまでにも度々絵本キャラクターとのコラボが話題になっています。
2024年3月には『スイミー』(作:レオ・レオニ /好学社)、9月には『ウォーリーをさがせ!』(作:マーティン・ハンドフォード/フレーベル館)とのコラボ商品が発売されました(全国のファミリーマートで販売)。
『スイミー』は1963年にアメリカで(日本語版は1969年)発行され、日本では国語の教科書で出合った方も多いのではと思います。
『ウォーリーをさがせ!』は1987年にイギリスで(日本語版も同年)発行されて以来、全世界で7,000万冊以上を売り上げ、今や38ヶ国以上で30以上の言語に翻訳される大ベストセラーです。
時代や国を越えて愛される絵本作品と、国民的ロングセラー「チロルチョコ」 (1962年誕生) のコラボレーション。今後のコラボ相手も楽しみですね。
③シリーズ累計1000万部超!「こぐまちゃんえほん」×「カンパン」(三立製菓)

3つ目は非常食としておなじみ、三立製菓社の代表商品「カンパン」。コラボしたのは大人気絵本シリーズ「こぐまちゃんえほん」(作:わかやま けん/こぐま社)。2025年1月に、通販のみ・限定500個として発売されました。
「こぐまちゃんえほん」シリーズの誕生は1970年までさかのぼります。全15作品の大ヒットシリーズとなり、なかでも『しろくまちゃんのほっとけーき』は、なんと単体で累計発行部数366万部を数えます(トーハン「ミリオンぶっく2025」より)。
「カンパン」が現在の缶入りタイプとなって発売されたのは1972年だそうです。
同世代のロングセラー商品同士が組んだ好事例ですね。
④【絵本ナビ支援事例】5年間でシリーズ累計400万部超!『パンどろぼう』とコラボした非常食缶詰(光工業さま)

最後にご紹介するのは、いま最も勢いのある絵本キャラクター「パンどろぼう」とのコラボレーションです!
『パンどろぼう』(作:柴田ケイコ/KADOKAWA)のシリーズは、2020年の1作目発行からすでに6作品が出ており、シリーズ累計発行部数は、2024年10月時点で400万部を突破!驚異的なスピードで親子に浸透しています。
コラボしたのは、缶の製造会社である光工業さま。自社ブランド「えほんのじかん」は、「非常時でも、子どもと楽しみながら食べられる長期保存のおやつ缶を作れないか」という想いから2023年にスタートしました。
その新商品として、2024年9月に発売されたのが「えほんのじかん パンのかんづめ パンどろぼう」(オレンジ味、イチゴ味、ブルーベリー味)。
非常時にこそ、こんな風に日頃親しんでいる絵本キャラクターが傍にいてくれると心強いですね。

絵本ナビでは本商品の開発にあたって、「パンどろぼう」のライセンサーであるKADOKAWA社との窓口を担当させていただきました。よりスムーズに開発が進むよう、各種申請を代行するなどのご支援をしております。
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※本記事(商品画像を含む)は下記のプレスリリースのほか、メーカー各社、各出版取次会社および出版社の公式サイトをもとに作成しております。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000045598.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000649.000003467.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000680.000003467.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000122996.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000115324.html