インターネットという道具を使いこなして「幸せな時間」を作り出す。
絵本ナビの始まりは、私がひとりの父親として感じた率直なニーズ…「子どもに読む絵本を自分で探したい」というものでした。
絵本ナビが誕生する以前は、絵本を選ぶなら自分が子どもの頃読んだ絵本か、専門家が奨める「よい絵本」か…一般的な親がとりうるチョイスは限られていたのです。
また、小さな子どもを連れて書店でゆっくりと絵本選びができるほど親に余裕はありません。
いつも時間に追われ、外出中は子どもから注意をそらせない母親が、絵本ナビを使えば自宅にいながらにして絵本選びを楽しむことができ、子どもに向き合う余裕ができるのです。
子どもの年齢や興味にあった絵本のセレクトや読者の生の声をチェックでき、試し読みができて、送料無料で宅配してくれる。「絵本を選ぶ」という行為が、親の「義務」から、「楽しみ」に変わる。
これが、絵本ナビの存在意義です。
そして、私たち株式会社絵本ナビは、情報や商品をお届けするだけでなく、全国のご家庭やコミュニティで「幸せな時間」を過ごしていただくことを理念に掲げ仕事をしています。
絵本ナビのワークスタイル
組織ビジョンは、「ハードワーク。でも、子どものためならいつでも休める会社」
絵本ナビは成長指向のベンチャー企業であり、高い目標を掲げて、その達成のために全力を尽くすことが仕事の基本スタンスである一方で、子育て中のスタッフも多く、ワークライフバランスを大切にしています。一見矛盾するこの二つの方針こそが、絵本ナビを特徴づけるワークスタイルです。
このワークスタイルの実現のためには、仕事のやり方を徹底的に工夫することが求められます。予測、段取り、前倒し、時間管理、進行管理、リスク管理、情報共有、標準化、仕組化、システム化、同僚とのコミュニケーションなどを徹底することで、慢性的な長時間労働を回避できます。いい仕事をするにはアウトプットし続けるだけではだめで、ライフの時間を充実させ、家族と過ごし街に出ることでインプットすることが大切。実際、社長の私自ら、子どもの行事には休暇をとり、週末は「パパ's絵本プロジェクト」のメンバーとして絵本おはなし会で全国を回っています。そしてこのインプットのおかげで仕事の質が高まるという好循環を生んでいます。
組織ビジョンは、「ハードワーク。でも、子どものためならいつでも休める会社」です。
求める人物像
「共感力」が大切
絵本ナビのレビューは、単なる商品評価ではなく、その絵本を通じてどんな時間を過ごしたか生のエピソードであり、レビューのひとつひとつに温かな想いが込められています。またオンラインショップや定期購読では、お客様がどんな想いでその商品を購入されるのか、子ども用か自分用か、プレゼントか、他のお店でなく絵本ナビを選んでいただいた理由など、対面でないからこそ、お客様の想いに共感できる力が求められます。
少数精鋭で力が発揮できること
現在のステージでは、一人一人の守備範囲は広く、一人で何役もこなすことになります。企画を立てたら、調査分析から出版社・メーカーさんとの調整、販売計画、ページラフ案の作成、進行管理、キャッチコピー、メルマガ作成、販売フォロー…と、様々な仕事に関わることになります。自分の仕事の範囲を限定せずに、会社というチームの成果を大きくしていくための動きが求められます。
成長期のベンチャー企業は、いわゆる大企業に比べると、ないものだらけ。整った環境でないと力が発揮できない方には向きません。
自分たちの手で事業と会社を作り上げていくことに喜びを感じられる方を求めています。
これからの絵本ナビについて
幸せな時間」を応援する「生活ナビゲーションカンパニー」へ
絵本は、親子のコミュニケーションツール。
私たちは、絵本そのものよりも、絵本を通じて得られる「幸せな時間」にフォーカスしています。
子育てをしていると実感しますが、「幸せな時間」は絵本を読んでいるときに限りません。
もっともっとたくさんの「幸せな時間」を応援することができたら・・・。
絵本に軸足を置いた上で、子育て・生活をナビゲーションする事業を展開していきたいと考えています。
金柿 秀幸
1968年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。
【連載】
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